福地温泉は、平家の落武者伝説を残す、山里の素朴ないで湯で平安の世に、村上天皇がおしのびで療養されたことから天皇泉とも称される古い温泉街です。昔ばなしの里は、奥飛騨の古い民家が移築されて、機織りの体験や福地化石館も併設され、朝市が開かれたりと、奥飛騨の生活を体験できる観光施設です。同施設内にある日帰り温泉が石動の湯です。

※画像1=温泉施設が中にあるお食事処田頃家建物と入口です。

※画像2=石動の湯男湯内湯です。

※画像3=福地温泉石動の湯露天風呂です。

※画像4=石動の湯露天風呂から見える山々の景色です。
2湯目に入浴した平湯温泉「平湯の湯」を出発して、福地温泉に向かい「昔ばなしの里」に到着しました。入口から入り、お食事処“田頃家”の前の駐車場に車を止めました(画像1)。駐車場は満車状態で10台くらい止まっていました。平湯民族館からおよそ12分、距離は6キロほどでした。
普段であれば入浴料金は大人500円ですが、露天風呂の日は無料開放されています。館内に入り受付のおじいちゃんに露天風呂の日スタンプ帳にスタンプを押してもらい、お風呂に向かいました。すぐに男湯の脱衣所とお風呂があります。こちらに入浴するのは今回で2年ぶり通算5回目です。
脱衣所で服を脱いでドアをくぐると石動の湯内湯があります(画像2)。温泉のお湯は無色透明ですが、少し硫黄の臭いがして薄茶色の湯の花がたくさん浮いていました。湯船には熱いお湯が注がれていて湯温は42℃くらいで熱めでした。大きな窓から山々の景色が良く見えました。
内湯からドアを開けて外に出ると露天風呂があります(画像3)。湯温は39℃ほどのぬるめでちょうど良い湯加減でした。湯船はあまり大きくないので、この時は6〜10人が一度に入っていたので満員でした。露天風呂から見える大自然に囲まれた山々の景色と心地よい風にあたりながらのんびり入ることが出来て良かったです(画像4)。
男女別なので混浴はありませんが、透明でサラッとした滑らかで柔らかい温泉は体がポカポカと温まるのでお勧めの温泉です。
ちなみに福地温泉に混浴は「御宿飛水」という温泉宿にあり何年か前に一度日帰り入浴したことがあります。次の露天風呂へ行くために30分ほどで上がることにしました。この日の4湯目の温泉の紹介は次回更新でアップしますのでお楽しみに。
●温泉データ
・施設名:昔ばなしの里 石動の湯
・住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地110
・電話番号:0578-89-2793
・入浴料:大人500円、小人300円(毎月26日は無料)
・日帰り入浴時間:8:00〜16:30
・休館日:不定休、冬期間要連絡
◇臨時休館など上記内容が変更になっている場合がありますので、事前に電話で確認して下さい。
・源泉名:混合泉(三井金属1号泉、観音泉、天裕泉および湧水の混合泉)
・泉質:単純温泉(中性低張性高温泉)
・泉温:76.1℃
・加水:あり
・加温:なし
・循環利用:なし
・消毒処理:なし
・入浴剤の使用:なし
・温泉施設の内容:男女別内湯と露天風呂
・混浴:なし
・その他:源泉かけ流し(温泉分析表が掲示されて無い為ネットで調べました)
□関連サイト
■奥飛騨温泉郷観光協会 6.26 露天風呂の日のご案内
■高山市 奥飛騨温泉郷 福地温泉の紹介
■福地温泉 - 奥飛騨温泉郷
■福地温泉 - Wikipedia
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